16)蓬峠越え(土合~蓬峠~土樽駅)1995年8月25日(土)
1994年8月14日、谷川岳~茂倉岳~武能岳~蓬峠~土合のコースを歩いた際、茂倉岳~武能岳あたりの雰囲気が素晴らしく時間を取られ遅くなった。蓬峠で今までの穏やかな晴天は一変し、猛烈な土砂降りに見舞われた。土樽か土合かどちらに下るべきか迷ったが土合への下山を選んだ。暗闇の中で沢の流れは轟音を立てて恐ろしい程。渡渉は無理かと思ったが幸いに無事に渡れた。真っ暗な中、沢の状態が分からない状態でひたすら歩いた。土合近くの山中で見上げた満天の星空は驚くほどの星の数で今でもその感激が忘れられない。今回はどんな所を歩いて来たのかコースと湯檜曽川の確認のためのチャレンジであった。土樽駅への山を下った所で水が一面に溢れている場所があり、増水時はこちらに下らず正解であったと感じた。
当時のメモ(その1)1131x1600
コースタイム(その2)
03:30前橋出発(高速道路)04:12水上インター着(高速道路¥1400) 04:16コンビニ着(朝食休憩24分) 05:00土合駅着(72km) 05:12土合駅出発 05:53西黒尾根登山口 06:04マチガ沢(5800歩) 06:30一ノ倉沢(7600歩) 06:58幽ノ沢 07:20旧道紅芝寮分岐 07:35紅芝寮着(蓬峠まで7km) 08:56鉄塔広場着(18000歩) 09:11鉄塔広場出 09:24旧道蓬峠分岐 09:35白樺小屋着 09:50白樺小屋出 11:10蓬峠着(昼食休憩) 12:00蓬峠出 12:48中の休場 13:09東俣沢 13:45車道に出る 13:52黒金沢 14:10茂倉岳土樽駅分岐 14:30土樽駅着(電車で土合駅まで) 15:30土合駅出 17:30前橋着(高速使用せず)
当時のメモ(その3)
前回苦労した蓬峠、土合迄が夜間のこともあって非常に長く感じられた。今回は逆コースであるが増水して轟音の湯檜曽川はいったいどんな所であったか確認しようと歩いてみた。とにかく暑く長い道のりで白樺小屋の手前辺りではもう帰ろうかという誘惑が頭の中にちらつき始めて迷いに迷った。ここで引き返しても土樽駅まで行っても余り変わらないと判断してそのまま歩くことことになる。蓬峠では知人によく似た熊谷から来た人に出会い缶詰の中身をお互いに交換して話し込んだ。武能岳経由で来た男性で土樽への山道を追ったが追いつかないほど健脚の山慣れした人であった。土樽駅で再会し電車の長い待ち時間で網シャツを選択して干していたのが印象に残っている。土樽駅は無人駅で他に人影は無くこんな所でのんびりしたい気分であった。後日車で訪れたい場所であったが実現していない。
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