28)北岳(大樺沢~北岳山荘泊)1996年6月29日~30日

 

会社の大先輩に誘っていただき富士山に次ぐ日本第2位の高峰・北岳に登ることになった。自分で調べて目標の山を選び、計画を立てて登るのがいつものことであるが、今回は人任せ。大先輩のご自宅に車を駐車させてもらい前日の23時に高崎を出発。広河原登山口を目指すが崖崩れで迂回路を求めて走り回り、何とか朝9時前に広河原登山口に到着するという迷走ぶり。これは地元の道を熟知しているTさん故に可能な対応であった。結構流れのある渓流をハラハラしながら飛び石伝いに渡る。大樺沢の雪原を音もなく滑り落ちる落石に注意しながらの登山は初めてで、緊張で一睡もしていないことも忘れてひたすら登った。北岳山荘はオープン直後らしく閑散としており、初めての山小屋であったがぐっすり眠ることができた。北岳山荘から見える農鳥岳への尾根は素晴らしくぜひ歩いてみたい程魅力的であった。後日、Tさん経由でNさんから剣岳登山のお誘いを頂いたが、当方の実力以上の山なので残念であるがお断りしたことを思い出した。群馬及び群馬周辺の山を主に登っており長時間コースでも基本的に日帰り登山である。北岳登山は珍しく、誘われない限り行くことはない山であった。



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